もうすぐクリスマス,その後お正月とゆっくり時間を過ごしたいところですが,毎年,この時期は卒業研究の追い上げ時期でもあります。今日は4年生の柴崎君と純水へのプラズマ照射実験を行いました。原料ガスにはヘリウムを使用し,プラズマジェットを純水に照射すると,プラズマにより水中にOHラジカルという強い酸化力を持つ化学活性種が生成され,これが2つ結合して過酸化水素(H2O2)が生成されます。本日,柴崎君はプラズマへの投入電力や照射時間を変えた際の過酸化水素の濃度特性を調査しました。


もうすぐクリスマス,その後お正月とゆっくり時間を過ごしたいところですが,毎年,この時期は卒業研究の追い上げ時期でもあります。今日は4年生の柴崎君と純水へのプラズマ照射実験を行いました。原料ガスにはヘリウムを使用し,プラズマジェットを純水に照射すると,プラズマにより水中にOHラジカルという強い酸化力を持つ化学活性種が生成され,これが2つ結合して過酸化水素(H2O2)が生成されます。本日,柴崎君はプラズマへの投入電力や照射時間を変えた際の過酸化水素の濃度特性を調査しました。
2019年度に大学院修士課程を修了した松本和也君がリクルーターとして大学に帰ってきてくれました。大学院時代には,放電プラズマ中におけるオゾン数密度計測に関する研究を積極的に進めてくれました。久しぶりの再会は短時間でしたが,元気な姿を拝見し近況も聞けて嬉しかったです。コロナが落ち着いたら是非飲みに行きたいね!
10/4~10/8の期間でThe 74th Annual Gaseous Electronics Conferenceがオンライン(Alabama)で開催され,修士2年生の大山君が下記の題目で発表しました。
Eiji Oyama, Akihiro Shirai, Tadahiko Nakagawa, Masahiro Sogabe, Toshiya Okahisa and Kenji Teranishi: “Effects of Physiological Saline Solution Treated by Ar Dielectric Barrier Discharge on Proliferation of Jurkat Cell”
現地時間で夕方5時~7時の発表でした。日本と14時間の時差があるので早朝から大学に来て,朝7時から9時の間で発表しました。英語での質問にも頑張って答えていました。研究内容について興味深いとの言葉も頂いて良かったね!
本日は学生さんにpH校正を覚えてもらいました。pH計は使用する前に必ず校正を行います。校正作業にはpH4.01,6.86,9.18の3つの標準液を用い,標準液のpH測定値とpH公称値をpH計本体に記憶させることで精度よく測定できるようになります。今回使用したpH計はコンパクトpHメータ LAQUAtwin(pH-33B)で,少量の溶液のpHを簡単に測定できます。4年生の森君がマイクロピペットを使って,センサ面に標準液を滴下しています。
阿南高専から2名の学生さんをインターンシップでお迎えしました。コロナウィルスの蔓延により対面でできず,リモート開催となりましたが,実験の動画を流すなどして体験してもらいました。最終日には研究室全体で発表会を行い,研究室の学生からの質問にも頑張って答えていました。また遊びに来てね。
最終日のオンライン発表会の様子