いつの間にか梅雨が明け,暑い夏の季節がやってまいりました。4年生の卒研テーマも決まり、先輩や先生といっしょに卒業研究を進めています。本日,宮内君には誘電体バリア放電プラズマを発生させるために必要な絶縁体(ガラス)の加工を行ってもらいました。ガラスの切削加工はけっこう難しく,加工時の力のかけ具合や局所的な加熱などが原因でヒビが入ったり割れたりと,ある程度うまく加工できるようになるまでには,知識だけでなく練習や経験も必要となります。そこで今日は,ガラス加工のコツと注意点を説明した後実際の作業を示しながら,宮内君にも加工を体験してもらいました。最初はなかなか思った通りにいかないかもしれませんが実際にやってみることが大事で,成功や失敗を通して加工技術を身に着けてもらいたいと思います。初めて見る機械や工具などに戸惑っていた宮内君ですが,本日無事にガラス管を目的の長さに切断することができました。