今年度配属された新4年生の研究テーマも決まり,先週あたりからチームごとに研究が始まりました。本日はプラズマ医療チームの学生さんと微生実験を行いました。
電気電子システムコースのカリキュラムに微生物を扱う実験はありませんので,本研究室に配属された新4年生は今回が初の微生物実験ということになります。マイクロピペットや遠心分離機の使用方法,細菌懸濁液の希釈操作や濃度調整に加え,細菌や細胞を取り扱う上で基本となる無菌操作について学んで頂きました。実際の実験では培養細胞を取り扱いますが,今回は練習ということで本実験室でも取り扱うことが可能なBSL1の細菌を使いました。
先ずは私が見本として作業を実演した後,それを見た学生さんが真似る形で作業を行って頂きました。
4年生は初めてとは思えないほど上手に操作できていました。私の実演を注意深く観察しながらひとつひとつの作業の意味を理解し,それを丁寧に再現していたように思います。確実に作業ができていたため,細菌懸濁液の濁度(濃度)調整もバッチリ決まってましたね!大変すばらしいです。
覚えることはたくさんありますが,一つ一つ着実に身に着けて頂ければと思います。
本日はお疲れ様でした!