今年も阿南高専から2名の学生さんが当研究室にインターンシップで来てくれました。昨年は全日程リモート開催でしたが,今年は無事対面で開催できました!インターンシップでは,各自で作製した放電プラズマ発生用電極を使ってプラズマの電気特性や光学特性などを測定し,後半ではプラズマジェットを使った大腸菌の殺菌実験を体験してもらいました。普段はあまり行わない化学実験や微生物実験は難しかったかと思いますが,2人で協力しながら丁寧に取り組んでいたのが大変印象的でした。最終日には研究室全体で成果発表会を開催し,インターンシップで学んだ成果を立派に発表していました。質問にもばっちり答えていましたね。6日間お疲れ様でした。また,遊びに来てくださいね!
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めざせガラス職人!?
いつの間にか梅雨が明け,暑い夏の季節がやってまいりました。4年生の卒研テーマも決まり、先輩や先生といっしょに卒業研究を進めています。本日,宮内君には誘電体バリア放電プラズマを発生させるために必要な絶縁体(ガラス)の加工を行ってもらいました。ガラスの切削加工はけっこう難しく,加工時の力のかけ具合や局所的な加熱などが原因でヒビが入ったり割れたりと,ある程度うまく加工できるようになるまでには,知識だけでなく練習や経験も必要となります。そこで今日は,ガラス加工のコツと注意点を説明した後実際の作業を示しながら,宮内君にも加工を体験してもらいました。最初はなかなか思った通りにいかないかもしれませんが実際にやってみることが大事で,成功や失敗を通して加工技術を身に着けてもらいたいと思います。初めて見る機械や工具などに戸惑っていた宮内君ですが,本日無事にガラス管を目的の長さに切断することができました。
研究室のワークテーブル作ってます!(最終日)
本日も授業終了後に作業を開始。今日は塗装です。塗料は使わず水性のオイルステインで染めた後,木工用ワックスで仕上げたいと思います。
オイルステインを塗ったら布で拭き取るという地道な作業。結構,飛び散るので白衣を着てやってもらいました。
ステインを1回塗って乾燥させたらこんな感じ。色がちょっと薄いですね。そこでワックスを塗ります。今回使用したワックスはウォールナット色に着色されていて,良い感じに光沢が出るらしいです(初挑戦)。
今度はワックスをスポンジでひたすら塗る作業(写真はありません)。塗った後は布で拭き取り,乾いたらナイロンブラシでこすって光沢を出しました。
塗装が終わったので,記念に日付と名前を刻んでもらいました。寺西が定年退職するまでは,使わせて頂きます。
完成したのがこちら。ガタツキもないし,色つやもいいし,2人の学生さんのおかげでとっても良いものができました。天板のベニヤ板表面が光沢しているのがお分かりいただけるでしょうか。木目も出ていてアンティークな感じに仕上がりました。
そして,置きたいスペースに設置。幅もバッチりです!
早速,ハンダステーションも設置しました。ハンダ作業がやり易そうです。後ろがカーテンなので,机の後ろにボードなどを立てようと思います。
宮内君&近清君,ご協力ありがとう!
研究室のワークテーブル作ってます!(2日目)
研究室のワークテーブルですが,先週土曜日に寺西の方で脚を製作しました。現状はこのような感じ。
この時点でのテーブルのガタツキは殆んどなく使えそうなのですが,より強度を高めるため脚の下部に貫(ぬき)を設置します。本日も研究室のゼミ終了後に学生さんにお願いしてワークテーブルの製作の続きを行いました。
貫をつくるための板を切り出しています。丸ノコ作業も慣れたものです。
2人で協力して貫を脚に取り付けています。
取り付けネジの溝をダボで隠して本体は完成!重みもあってしっかりしています。天板は固定用ビスの頭が目立っていたので,もう一枚ラワン合板を張り付けて見えないようにしました。
今日はここまで。次回は作業台に色を付けていこうと思います。
研究室のワークテーブルをつくってます!
実験室のチョットした空きスペースに作業テーブルを設置して,そこでハンダ付け作業などできたらいいなと考えていました。買っても良いのですが,ちょうどいい感じのものがなかったので,研究室の学生さんに作ってもらうことにしました。さて,誰に頼もうか…。今回は私の授業を受けていてくれた宮内君と近清君。授業終りにお願いしたら2人とも快く引き受けてくれました。
事前にホームセンターで6フィート2×4(ツー・バイ・フォー)のSPF材7本と900×600×12のラワン合板を購入してあったのでさっそく作業を開始!
丸ノコで角材を指定の長さに切った後,外枠を組み立て天板と合わせていきます。
ドリルドライバー作業は初めてという宮内君。最初はちょっとやりにくそうでしたが,慣れてきたらスムーズに穴あけとねじ止めができました。
小さい頃にやったことがある近清君は「なつかし~♪」と手際よく天板にサンダーをかけてくれました。
そして本日の成果は…
良い感じに仕上がりました!
丸ノコで正確な長さで角材を切る作業は難しいのですが,近清君と宮内君が丁寧な作業をしてくれたので隙間もガタもありません。2人とも日曜大工上手だねぇ!
学生が帰宅した後,寺西がひと工夫加えました。
ダボという木片を使ってネジを隠蔽しました。せっかくつくるのだから見た目も綺麗にしないとね。
さ~,次はテーブルの脚の製作ですね。また手伝ってね!