実験装置の転倒防止対策

本日は実験装置の転倒防止対策を行いました。地震などが発生した際に転倒が懸念される機器等を床や壁に固定する作業です。必要な器具をホームセンターで購入していざ施行!

先ずはドライオーブンとCO2インキュベータ。各機器の両側にパットアイを取り付け,そこにラチェット式の荷締めベルトを渡して固定します。

パッドアイに荷締めベルトを掛けたところ
荷締めベルトのラチェット側
固定の様子

これでドライオーブンとCO2インキュベータの固定は終わり。

次にガスボンベスタンドも固定しました。床はコンクリートなので振動ドリルを使って穴をあけ,そこにアンカーボルトを打ち込んでボンベスタンドを固定しました。床の下には鉄筋が通っている場合があるので,そこは避けて穴をあけてます。

アンカーボルトによるボンベスタンドの固定

そして最後に棚と冷蔵庫の固定です。壁にU字ボルトを固定し,そこにスプリングフックを使ってチェーンを取り付けます。U字ボルトの間隔は45mmでした。簡単な治具を作成してボルトを通す2つの穴の間隔を正確にとりました。

壁に取り付けたU字ボルトとチェーン

棚の2カ所で固定しました。

シンク上の棚の固定

冷蔵庫も固定しました。冷蔵庫の背面にある移動用の取っ手(?)にスプリングフックを掛けて固定しました。こちらは上記の棚より太いチェーンとスプリングフックを使っています。

冷蔵庫固定の様子

これで実験室にある転倒が懸念される機器や器具については全て固定しました。今後も学生さんが安全に実験を行うことができるよう,不十分なところがあれば引き続き改善したいと思います。

卒業研究を頑張っています!

本日は4年生の学生さんと放電プラズマによる水処理の実験を行いました。学生同士で協力しながら積極的に研究を進めてくれてありがとうございます。繰り返し練習してきたことで,実験試料の調製から水処理装置の操作,各種分析装置の使用方法まで一通り習得することができましたね。この調子で頑張っていきましょう!

「ピースしましょうか!」とサービス満点でしたね♪

日本オゾン協会第32回年次研究講演会で発表しました

日本オゾン協会第32回年次研究講演会(2023/6/22~6/23)が東京都立大学南大沢キャンパスで開催され,以下のタイトルで寺西が研究発表を行いました。

  • 武市 純季,寺西 研二:「誘電体バリア放電による酢酸分解処理における溶液pHの影響について」
おしゃれなカフェの隣にある講堂(小ホール)にて開催
南大沢駅から徒歩5分。写真中央の三角屋根から向こうが東京都立大学
大学の手前には三井アウトレットパークが!お昼ご飯には困りませんでした。

1年生が研究室見学に来てくれました!

本コースの1年次に設置されている「SIH道場」では,グループごとに分かれて各研究室を訪問し,そこで行われている研究について調査した結果を発表会で報告することになっています。本日,私の研究室には5名の学生さんが来てくれました。

最初の1時間くらいはスライドを使って放電プラズマに関する講義を行いました。その日の最後の授業時間に実施したため,みなさんお疲れかなぁと思ったのですが,熱心に聞いてくれていました。せっかく来ていただいたので,お話しだけでなくプラズマを使った簡単な実験を体験してもらいました。

ヘリウムを使ってジェット状のプラズマを生成し,プラズマの発光状態の観測や低温プラズマであることを確認してもらいました。さらに,プラズマを純水に照射した際に生成される過酸化水素をパックテストにより検出し,その照射時間を変えることで過酸化水素濃度がどのように変化するかも見てもらいました。

短い時間でしたが,和気あいあいとした雰囲気で実験器具などにも触れて頂き,実験の楽しさを共有できて嬉しかったです。また遊びに来てね!

ペトリ皿に入れた3 mLの純水にヘリウムプラズマを照射しています。
照射後の溶液中の過酸化水素濃度をパックテストで測っている様子。皆さん上手でした!

令和4年度卒業・修了式が行われました

本研究室から6名の学生さんが卒業・修了しました。今年も皆さんよく頑張ってくれました。引き続き大学院に進学してくれる学生さんは,これからも宜しくお願いいたします。就職する学生さんは新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。

近くにお越しの際には,研究室にも遊びに来てくださいね。

 
 

みんないい顔してるっ!!